末吉 直樹スエヨシ ナオキ
中小企業診断士
資格チャレンジのきっかけ
私は、法務部在籍時に司法書士資格試験へのチャレンジを試みましたが、難易度がかなり高い試験であり、働きながら独学で目指すにはハードルが高いと自覚したこともあって1回の受験で断念しました。その後キャリアアップにもなり自己成長が図れる資格を探したところ、業務上で知り合った中小企業診断士の方が、事業再生分野でも活躍している様子を見て中小企業診断士資格取得を志しました。
合格までの道のり
私は、中小企業診断士第1次試験を通算で5回受験しました。3回目までは自前で通信講座を申し込んだりして勉強しておりましたが、自分に甘く取組みが中途半端になってしまったことから試験の結果は惨憺たるものでした。当然やる気をなくしチャレンジを中断しました。
再チャレンジのきっかけとなったのは、社内で「第1回中小企業診断士塾」が発足しそれに参加したことでした。同志の存在は心強く、勉強の励みになりました。第1次試験は7科目あり、私は4回目となる平成25年度の受験で1科目合格し、5回目となる次年度の受験で残り6科目合格することができました。しかしながら当該試験には択一式の1次試験に輪をかけて難易度が上がる記述式の2次試験があります。私は2次試験を2回受験しましたが残念ながら合格することはできませんでした。自分の人生の中でもこれほど勉強したことはないとの自負があっただけに、その結果は受け入れ難いものでした。
そんな私に平良会長をはじめ役員の皆さまから中小企業診断士養成課程へ進学してはどうかとの勧めがあり迷わず決めました。平成28年4月より日本生産性本部(東京在)の同養成課程で半年間実習を受け修了基準をパスし、同年9月に中小企業診断士資格を取得することができました。なお、同期では中小企業大学校(東京在)へ進んだ永浜部長がいます。
私の中小企業診断士資格取得について、自分の努力はさることながら、家族の理解、会社からの絶大な支援に負うところが多いです。あらためて支えていただいた皆さまに感謝するとともに、同資格を十分に活かして社業の発展に貢献したいと思います。
今後のこと
中小企業診断士が活躍する領域は広く、経営相談、助言、指導の他にも事業デューディリジェンスや経営改善計画策定支援、企業戦略策定支援、人的資源管理支援、事業承継やM&A支援などにも関わることができます。さらに他の資格や知識・ノウハウとの組み合わせで活動の幅も広げることができます。よって、同資格を活かして実務経験を積むとともに、実務上で必要な課題解決力を向上させるべく、引き続き自己研鑽に励んでいきたいと思います。
- 1999年度入社
- ソリューションビジネス部
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保有資格
- 中小企業診断士
※部署や資格はインタビュー当時のものです。